フラット35公式チャンネルより引用

冒頭でもお話しましたが、子育て世帯や若年夫婦に対して、金利優遇が受けられる制度となっております。

具体的には子ども1人に対して、5年間金利0.25％の優遇が受けられます。

例えば、
子ども2人の場合、当初5年間は0.5％の金利引き下げ

なお、金利引き下げ幅は当初5年間で最大1.0％までとなり、それ以上の優遇は次の5年間以降で優遇が受けられます。

例えば、子ども5人の場合は、当初5年間は金利1％、6～10年目までは金利0.25％の引き下げ優遇が受けられます。

※子どもとは借入申込年度の「18歳未満の子または孫」が対象

子どもがいる世帯だけではありません。
若年夫婦も金利引き下げの対象になります。
具体的にはご夫婦どちらかが借入申込年度に40歳未満であれば当初5年間は金利0.25％の引き下げ優遇が受けられます。

※借り入れされる方が40歳以上でもパートナーが40歳未満であれば対象
※若年夫婦＋こども1人の場合は子育て世帯として、5年間金利は0.25％引き下げ

フラット35にはその他にも「建物性能」や「維持管理」「地域特性」などによって金利引き下げメニューが用意されています。
今回新しく導入された「子育てプラス」との併用も可能。

その他のメニューとして代表的なのが

「フラット35S（ZEH・Aプラン・Bプラン）」
「フラット35維持保全型（長期優良住宅など）」
「フラット35地域連携型・地方移住支援型」

などがあります。

上記のメニューで「フラット35地域連携型」について補足します。
これは地方自治体と住宅金融支援機構が連携して誕生した制度。
該当する自治体で新築かつフラット35を利用すれば、金利引き下げ優遇が受けられます。

神奈川県内だと

★横浜市
★川崎市
★相模原市
★厚木市
★足柄上郡中井町
★足柄上郡松田町
★足柄上郡山北町

が該当します（子育て支援・新築に限る）。
どうやら茅ヶ崎市は該当しないようです…。
※詳細は各自治体に問い合わせください。

フラット35を利用し、子育て世帯かつ上記の地域に新築を検討される方はぜひ検討ください。

実際に上記の組み合わせによって、どのくらい優遇が受けられるか検証してみましょう。


例えば、子ども1人、フラット35S（ZEH）プランの場合、当初5年間で1.0％の金利優遇
※仮に金利が1.8％だった場合、5年間は0.8％に引き下げられます。


次に、子ども3人、フラット35維持保全型（長期優良住宅）だった場合、当初5年間は金利1.0％、6～10年間は金利0.5％の優遇が受けられます。

いかがでしょうか？
今回はフラット35の新制度「子育てプラス」などについて解説しました。
「将来の金利上昇が不安」
「自営業なので、住宅ローンが組めるか心配」
「なるべく借り入れ金額を増やしたい」
そんな方におススメなフラット35。
子育て世帯や若年夫婦に対して、より活用しやすい制度になりました。
もし、検討される方はいつでもご相談ください。

フラット35が自営業の方におススメな理由とは？