総支払金額の差は2,000万円超!?今と昔の金利を検証
皆さんは今、住宅ローンを組むとどのくらいの金利でお金が借りられるかご存じでしょうか?
変動金利であれば、銀行によって金利は0.4%を切る所もありますし、全期間固定金利のフラット35でも2%以内で借りることが出来ます(2023年3月現在)。
では、昔の金利がどのくらいだったのでしょうか?
1990年前後のバブル期の金利は今とは比較にならないほど高くなっています。
バブル期と現代の金利差だと、どのくらい総支払金額が変わるのかシミュレーションしてみましょう。
借り入れ金額3000万円で返済期間35年の場合、「金利1%」(現代を想定)と「金利5%」(バブル期を想定)で比較※全期間固定金利とする
金利1%だと総支払い額は3,557万円
金利5%だと総支払い額は6,360万円
では、昔の金利がどのくらいだったのでしょうか?
1990年前後のバブル期の金利は今とは比較にならないほど高くなっています。
バブル期と現代の金利差だと、どのくらい総支払金額が変わるのかシミュレーションしてみましょう。
借り入れ金額3000万円で返済期間35年の場合、「金利1%」(現代を想定)と「金利5%」(バブル期を想定)で比較※全期間固定金利とする
金利1%だと総支払い額は3,557万円
金利5%だと総支払い額は6,360万円
となります。
その差はなんと2,803万円!
家がもう一軒買えちゃう金額差ですね(笑)
昔の方が金利が高く、ローンを組めば組むほど利息も膨れあがってしまう時代だったんですね。
この時に家を購入された方、つまりご両親世代はこの事実を身に染みて経験されているため、「借りるお金は少なくして、出来るだけ現金比率を多くして住宅購入をしよう」と考えるわけです。
そのため、子どもたちにはローンの返済で苦労しないように「頭金を貯めてから家づくりをしなさい」とアドバイスをされているんですね。
その差はなんと2,803万円!
家がもう一軒買えちゃう金額差ですね(笑)
昔の方が金利が高く、ローンを組めば組むほど利息も膨れあがってしまう時代だったんですね。
この時に家を購入された方、つまりご両親世代はこの事実を身に染みて経験されているため、「借りるお金は少なくして、出来るだけ現金比率を多くして住宅購入をしよう」と考えるわけです。
そのため、子どもたちにはローンの返済で苦労しないように「頭金を貯めてから家づくりをしなさい」とアドバイスをされているんですね。
今は頭金はほどほどでOK
では、現代でもその考え方が当てはまるかというと若干異なります。
もちろん、頭金はあった方が良いです。
しかし、「頭金を貯める目的で、家づくりを先延ばしにする」というのはあまり効果的ではありません。
その理由は2つ
★今は低金利なので、ローン利息はそれほど多くない
★頭金を貯めている間に家賃が発生しているため、金銭的に得にならない
もちろん、頭金はあった方が良いです。
しかし、「頭金を貯める目的で、家づくりを先延ばしにする」というのはあまり効果的ではありません。
その理由は2つ
★今は低金利なので、ローン利息はそれほど多くない
★頭金を貯めている間に家賃が発生しているため、金銭的に得にならない
実家暮らしで家賃がかからず、高収入で貯金が何十万円も出来るのであれば良いですが、そういった家庭は多くはないでしょう。
頭金が全くない状態だとリスクが高いのでオススメしませんが、ある程度貯金があればOK。
しっかり資金計画をした状態であれば、無理に頭金を貯めようとせずに家づくりを進めてよいと思います。
→【住宅ローン】事前審査の金額は想定よりも多めに
頭金が全くない状態だとリスクが高いのでオススメしませんが、ある程度貯金があればOK。
しっかり資金計画をした状態であれば、無理に頭金を貯めようとせずに家づくりを進めてよいと思います。
→【住宅ローン】事前審査の金額は想定よりも多めに