結論:高低差のある土地は追加費用がかかる
はじめにお伝えしておくと、高低差のある土地は決して悪いわけではありません。
否定するつもりはありませんし、良い所もあります。
高低差のある土地のメリットとしては
★浸水リスクが少ない
★隣地よりも高ければ、日当たりの確保が容易に出来る
などが挙げられます。
いずれも今後快適な生活をする上では、メリットとして高いと思います。
しかし、高低差があると追加費用がかかるケースが多く、その点を資金計画に反映させておかないと、後々予算オーバーにつながる可能性があります。
十分気をつけましょう。
十分気をつけましょう。
コスト高になる3つの要素
具体的なコストアップの要因としては下記の3つがあります。
★基礎工事が高くなる
★外構工事が高くなる
★運搬コストが高くなる
ひとつずつ説明していきます。
基礎工事が高くなる
道路と敷地が平坦であれば、一般的に基礎工事をするときに地面からの高さは40㎝程度で仕上げます。
しかし、道路と敷地に高低差があると、高低差分を追加して作らなければいけません。
例えば、高低差が30㎝ある場合は40㎝+30㎝=70㎝の基礎高さにする必要がありますので、その分基礎工事がコストアップになります。
長さや面積にもよりますが、数十万円程度のコスト増は見込んでおくとよいでしょう。
しかし、道路と敷地に高低差があると、高低差分を追加して作らなければいけません。
例えば、高低差が30㎝ある場合は40㎝+30㎝=70㎝の基礎高さにする必要がありますので、その分基礎工事がコストアップになります。
長さや面積にもよりますが、数十万円程度のコスト増は見込んでおくとよいでしょう。
外構工事が高くなる
仮に、敷地が道路よりも30㎝高ければ、玄関ドアの位置も道路から見ると高くなりますよね?
そうなると、道路から玄関までの階段が多くなります(スロープの場合もありますが・・・)。
つまり、その分外構にかかるコスト高くなるということです。
また、必要に応じて部分的にブロックを積んだりするケースもあるので、その他の箇所でも費用が発生することも・・・。
そうなると、道路から玄関までの階段が多くなります(スロープの場合もありますが・・・)。
つまり、その分外構にかかるコスト高くなるということです。
また、必要に応じて部分的にブロックを積んだりするケースもあるので、その他の箇所でも費用が発生することも・・・。
追加費用としては、範囲によりますが数十万円くらいかかると思います。
運搬コストが高くなる
家づくりをするときには当然ですが、現場に材料が沢山搬入されます。
仮に、高低差が1メートルくらいあると人力で運ぶことが大変だったりします。
場合によっては、クレーンなどを利用しないといけないことも・・・。
そうなると、材料を運ぶだけでもコストがかかってしまいます。
仮に、高低差が1メートルくらいあると人力で運ぶことが大変だったりします。
場合によっては、クレーンなどを利用しないといけないことも・・・。
そうなると、材料を運ぶだけでもコストがかかってしまいます。
ものすごく高低差があるときなどは、追加の運搬費だけで100万円を超えることもあります。
まとめ:住宅会社に事前に見てもらうのがオススメ
いかがでしょうか?
今回は高低差のある土地を選ぶ時の注意点について解説しました。
気を付けないと、土地を購入してから100万円以上の追加費用がかかることを知ることになります。
そうならないためには、土地選びをするときには住宅会社に協力を仰ぐのがオススメ。
不動産屋の営業マンに確認しても、高低差によるコストについて分かる方は少ないと思います。