茅ヶ崎で家を建てるとき、費用はいくらかかるのでしょうか？注文住宅には大きく分けて、土地購入費用、建築費用、諸経費がかかります。まずは、坪単価と建築費用の相場、諸経費の目安を見てみましょう。

坪単価とは、1坪あたりの建築費のことを指し、家を建てるときの費用の目安になるものです。
茅ヶ崎市全体の2022年度の坪単価は約70万円ですが、茅ヶ崎駅南側の東海岸北エリアなどは約98万円となっています。茅ヶ崎内でも大きく差がありますので、茅ヶ崎市でお家づくりを進めている方は土地価格も事前に把握しておくのがよいでしょう。

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では、建築費用を考えてみましょう。例えば、坪単価が70万円で40坪の家を建てるとします。単純計算すると、建築費用は28,000,000円となります。

また、不動産・住宅サイトに掲載されている注文住宅の建築実例を参考にしてみましょう。

坪単価：約741,000円
延べ床面積：31.0坪
建築費用：23,000,000円

坪単価：約663,000円
延べ床面積：52.0坪
建築費用：34,500,000円

なお、坪単価や建築費用はエリアや住宅会社などの条件によって算出方法が異なりますので、あくまでも目安としてください。

注文住宅にかかる主な諸経費は以下のとおりです。

●仲介手数料 … 土地を購入した場合に不動産会社に支払う手数料
●登記費用 … 土地や物件を新しく所有することを証明するための手続き
●住宅ローン手数料 … 住宅ローンの借入時に支払う手数料（借入金額×2％程度）
●火災保険料・地震保険料 … 相場は30万円～50万円程度

注文住宅の諸経費は土地代金や住宅ローンの借入額によって異なりますが、目安としては物件価格の3％～6％前後でしょう。例えば、物件価格が2,000万円だとすると、諸経費の目安は大体60万円～120万円程度。注文住宅には、諸経費も含めた資金計画を立てることが大切です。

注文住宅の予算を組むときに、目安になるのが年収です。ここでは、茅ヶ崎市の世帯年収についてみていきましょう。

不動産・住宅サイトが2022年に掲載したデータでは、茅ヶ崎市の平均世帯年収は568万円
です。全国平均が503万円なので、茅ヶ崎市は65万円高くなっています。

最も多いのは、年収300万円未満の世帯で28.9％、次に多いのは年収300万円～500万円の世帯で17.8％、年収700万円～1,000万円の世帯は16.0％となっています。年収1,000万円以上の世帯は全体の10％程度となりました。

年収を踏まえて、注文住宅にどのくらいのコストをかけられるのか、確認していきましょう。

住宅ローンは、年収やローンの返済期間によって「借入限度額」が決まります。また、住宅ローンには「返済負担率」というものがあり、一般的に、返済負担率が年収の25％以内であれば返済に無理のない目安といわれています。

例えば、茅ヶ崎市の平均世帯年収568万円をもとに、返済負担率25％、年齢30歳、ローン期間30年、全期間固定金利で年1.9％、頭金なしの条件で試算したとき、借入限度額は約3,236万円となります。
お子様の有無や扶養家族の人数にもよりますので、あくまで参考程度の情報のため、実際に検討を進める場合は、家づくりを進めている住宅会社へ相談し、一緒に資金計画を立てるのがよいでしょう。

返済負担率をもとに、月々の住宅ローン返済額の目安を算出してみましょう。茅ヶ崎市の平均世帯年収568万円に、返済負担率25％をかけると、年間の住宅ローン返済額は142万円。これを12カ月で割ると、約118,000円となります。これらは全て目安での話となるため、実際は住宅会社に属する資金計画のプロに相談してみてください。

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年収を踏まえて試算した借入限度額をもとに、注文住宅の上物部分へあてられるコストの目安を32,000,000円とすると、どのような住宅を建てられるのでしょうか？不動産・住宅サイトの建築実例から一例をご紹介します。

延べ床面積：30.5坪
本体価格：43,800,000円
幼稚園、スーパー、病院等が徒歩5分圏内に揃う好立地。約16畳以上のLDKが特徴のお家です。

延べ床面積：33.5坪
本体価格：51,800,000円

大型商業施設が徒歩5分圏内にあり、中学校までも徒歩15分と子育てにも最適。広々としてリビングで家族団欒の時間を大切にできるお家です。

上記の事例は、茅ヶ崎市の2022年の平均坪単価が約70万円となりますので、土地の費用を含めての参考金額となります。

年収をもとにした適正コストはわかりましたが、家づくりは予算通りにはいかないこともあります。そこで、家づくりでコストを抑えるために、次のポイントを抑えておきましょう。

●延べ床面積を少なくする
●総2階のシンプルな家にする
●仕切りを減らし間取りをシンプルにする
●水回りをワンフロアに集中させる
●窓の数やサイズを見直す
●照明は自分で手配する
●和室を作らない

敷地面積があるなら3階よりも2階にする、シンプルな設計にするなど、工夫すればコストを抑えることができます。このような工夫をする場合は、空間設計に優れている専門家が設計をすることで、最大限に空間を活かすことができます。
また、和室は洋室よりもコストがかかる傾向があるため、和室にする必要がなければ洋室で十分でしょう。

コストを抑えることは大切ですが、耐震設備等の性能コストは削りすぎないことが大切です。特に、茅ヶ崎市北部と相模川周辺の一部は、地震の災害危険度が高いエリアになっています。また、茅ヶ崎市は海に面した街であるため、塩害を受けにくい耐久性のあるものにするなど、外壁材を工夫するといいでしょう。

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茅ヶ崎市で注文住宅を建てる場合は、住宅ローンの返済が負担になりすぎないようにすることが大切です。年収を踏まえた適正コストを参考に予算を検討し、理想の家づくりができるようにしましょう。

R+house茅ヶ崎では、皆さまのライフプランに沿って、資金計画のご相談を承っております。またR+house茅ヶ崎は、気密性・断熱性に優れた高性能住宅を建築しており、各ご家庭の予算に合わせて様々なご提案が可能です。茅ヶ崎市の注文住宅は、ぜひR+house茅ヶ崎にお任せください。

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