茅ヶ崎市における気候の特徴
注文住宅を建てるなら、エリアの気候情報はチェックしておきましょう。場合によっては、家づくりで外せないポイントが見つかるかもしれません。ここでは、茅ヶ崎市の気候や降水量、日射について解説します。
気温・湿度・降水量
神奈川県の中南部に位置する茅ヶ崎市は、南部が相模湾、北部は寒川町に接しています。年間を通して穏やかな気候が特徴で、住みやすいことからかつては湘南の別荘地でもありました。
一方湿度は季節によって大きく変動し、特に7~9月は、体感的に不快さを感じるほどです。気温と違って日が落ちたあとも湿度が下がることは少なく、高湿な状態が続くことも多いと言われています。
また、降水量も年間を通じて大きく変動。特に3~10月に雨がよく降るようです。東京都と比較しても降水量は年間通して多く、傘の出番が多い地域と言えるのかもしれません。
日射・台風・空気純度
神奈川県は日射が強く、日照時間が長いことで知られています。もちろん茅ヶ崎市も例外ではありません。年間日照時間の全国平均が1915.9時間であるのに対し、神奈川県の年間日照時間は2018.3時間。茅ヶ崎市はこの日照時間の好条件を利用し、再生可能エネルギーの設備導入に力を入れています。
一方で、台風による水害を受けやすい地域でもあります。中でも防災上注意したいのは、平塚市との間に流れる相模川と、茅ヶ崎市の西側を走る小出川です。これまでにも台風や豪雨による氾濫が多数起こっています。河川改修工事も進んではいますが、降水量が多い時期には災害に注意が必要です。
また冬場は空気純度が低く、暖房機器の使用などで窒素酸化物が増える傾向にあります。夏場と比較すると、冬場の窒素酸化物の濃度は2倍以上です。窒素酸化物はPM2.5の原因となる物質で、大気を汚染させます。そのため、神奈川県全域で対策するなど、自然を守るための取り組みも強化。大気汚染物質の削減が進んでいます。
参考:茅ヶ崎市HP「茅ヶ崎市の再生可能エネルギー設備容量」
参考:茅ヶ崎市HP「茅ヶ崎市洪水ハザードマップ(小出川・千ノ川・駒寄川および内水版)」
>>茅ヶ崎市の住みやすさを調査!都心へのアクセスやおすすめエリアを紹介
一方で、台風による水害を受けやすい地域でもあります。中でも防災上注意したいのは、平塚市との間に流れる相模川と、茅ヶ崎市の西側を走る小出川です。これまでにも台風や豪雨による氾濫が多数起こっています。河川改修工事も進んではいますが、降水量が多い時期には災害に注意が必要です。
また冬場は空気純度が低く、暖房機器の使用などで窒素酸化物が増える傾向にあります。夏場と比較すると、冬場の窒素酸化物の濃度は2倍以上です。窒素酸化物はPM2.5の原因となる物質で、大気を汚染させます。そのため、神奈川県全域で対策するなど、自然を守るための取り組みも強化。大気汚染物質の削減が進んでいます。
参考:茅ヶ崎市HP「茅ヶ崎市の再生可能エネルギー設備容量」
参考:茅ヶ崎市HP「茅ヶ崎市洪水ハザードマップ(小出川・千ノ川・駒寄川および内水版)」
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中庭をつくるメリット・デメリット
そもそも中庭とは、建造物の内部にある壁などで囲んだ庭のことです。間取りや家の形によって、コの字型やロの字型、L字型といったタイプがあります。中庭を設けるだけでおしゃれに見えるだけでなく、プライバシーを守れるという観点からも都市部を中心に需要は増加。市街地の多くで庭付きの一戸建てがみられるでしょう。では中庭をつくるメリットはほかに何が挙げられるでしょうか?デメリットと合わせて解説しましょう。
メリット
ここでは主な3つのメリットについて紹介しましょう。
通気がよくなる
中庭を設ければ、防犯面を気にせず通気ができます。特に一戸建ての場合、窓からの侵入経路がおよそ6割です。そのため市街地であっても、窓の開放は躊躇してしまうでしょう。ですが中庭からの通気であれば、防犯上のリスクを避けられます。たとえ就寝中であったとしても安心して通気ができるのは、中庭の大きなメリットかもしれません。
子どもが安全に遊べる
道路に面した一般的な庭は、子どもが飛び出してしまう危険性があります。一方でロの字など家に囲まれた中庭であれば、そういった心配がなくなるでしょう。家事や仕事で忙しくても、子どもが安全に遊べるのは中庭の良いところです。
ガーデニングやアウトドアを楽しめる
バーベキューやガーデニングは、庭があるからこそ楽しめるものです。ウッドデッキを敷いたり、ライトアップを工夫したりするなど、ご自分の趣味で家族と中庭に集う時間は、至福のひとときと言えるでしょう。
デメリット
一方で中庭をつくるのにはデメリットもあります。
建築費用がかさむ
中庭をつくることで建材や壁材といった資材を多く使えば、それだけ建築費は高くなります。マイホーム資金が十分にある場合は別ですが、一般的に中庭をつくろうと思えば、内装や外装といった他の部分で予算配分のバランスを取ることが重要です。
>>茅ヶ崎市の注文住宅の建築相場は?年収を踏まえた家づくりの適正コストを解説!
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断熱性能に影響がある
窓ガラスが増えてしまう中庭は、どうしても断熱性能が落ちやすくなってしまいます。最近ではエコと両立できるよう工夫した中庭も多くありますが、中庭のない住宅と比較すれば断熱性能は劣ってしまうかもしれません。
>>いつも快適に過ごせるR+house茅ケ崎の断熱性能について詳しくはこちら!
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茅ヶ崎市で中庭をつくるなら
では実際に茅ヶ崎市で中庭付きの戸建てを建築するなら、どういったタイプが良いのでしょうか。おすすめの植物と、失敗しないためのポイントについて見ていきましょう。
おすすめの植物
日射の良い茅ヶ崎市では、落葉樹の方が日射管理には向いていると言えます。落葉樹は、日差しの強い時期に葉が生い茂り、寒くなれば枯れてしまうのが特徴です。高く育つ葉は日射を受け止めてくれるため、日差しの強い茅ヶ崎市でも過ごしやすいでしょう。
一方で、落ち葉の片づけといった手間があるのは落葉樹のデメリットです。掃除の手間やご近所への迷惑を考えるのであれば、常緑樹をおすすめします。特に茅ヶ崎市の雰囲気に合う植物として挙げられるのが、ミモザです。明るい印象を与えてくれるミモザは、中庭のシンボルツリーとしてふさわしいでしょう。初夏に鮮やかな黄色の花が咲くだけでなく、常緑樹のため一年中きれいな色の葉っぱが楽しめます。おしゃれな茅ヶ崎市にピッタリです。年間を通して葉っぱが絶えない常緑樹は、防犯面でも役立ちます。
落葉樹にしても常緑樹にしても種類は豊富にあるため、ご自宅の雰囲気に合うものを選ぶのが一番です。
>>茅ヶ崎市の気候にマッチしたおすすめの植物についてはこちらもチェック!
一方で、落ち葉の片づけといった手間があるのは落葉樹のデメリットです。掃除の手間やご近所への迷惑を考えるのであれば、常緑樹をおすすめします。特に茅ヶ崎市の雰囲気に合う植物として挙げられるのが、ミモザです。明るい印象を与えてくれるミモザは、中庭のシンボルツリーとしてふさわしいでしょう。初夏に鮮やかな黄色の花が咲くだけでなく、常緑樹のため一年中きれいな色の葉っぱが楽しめます。おしゃれな茅ヶ崎市にピッタリです。年間を通して葉っぱが絶えない常緑樹は、防犯面でも役立ちます。
落葉樹にしても常緑樹にしても種類は豊富にあるため、ご自宅の雰囲気に合うものを選ぶのが一番です。
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茅ヶ崎市でおすすめの中庭は?
茅ヶ崎市での2022年における平均坪単価は、およそ69万円でした。決して安くはない土地で、中庭に十分なスペースを確保するのは難しいかもしれません。ですが、狭い土地であっても、工夫次第で中庭を取り入れることはできます。たとえば玄関アプローチを中庭にしたり、2階部分に中庭をつくったりといった事例などです。土地の形状や家の間取りによって提案できる中庭のタイプはさまざまですが、日射の良い茅ヶ崎だからこそ、中庭の空間を利用した採光が叶います。家と庭のトータルで、希望を叶えるのがベストと言えるでしょう。